え、魔法？？これ呪術なんだけど。

5話 ページ7

ついに試験の日だ。

当たり前だけど、みんな顔に痣がある。

私とマッシュも一応つけてるけど、これって偽物だってバレないもんなのかね。

｢ﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝ｣

……横で筋トレしてる奴は、他人のフリしとこう。

キョロキョロ周りを見てたら、炎の中から人がでてきた。

あれが魔法か。すご。

｢わざわざ火の中から出てくるとか、熱そう。｣

『ﾌﾞﾌｯｯｯ』

不意打ちやめろ！！吹き出しちゃったじゃん！

こいつ見るからにプライド高い系でしょ。

ジロっと睨まれたけど気にしない。

悪いの私じゃない。こいつ。

必死に笑わないよう堪えてたら、急に机？？がでてきた。

これも魔法らしい。

｢最初から準備してある部屋に連れてってくれたらいいのに。｣

『ﾝｸﾞｯｯｯﾌﾌｯ』

もうこいつの隣やだ。

早速最初の試験が始まるみたいだ。

初めの試験は、筆記？？

なんか文字が動いてるんだけど、どゆことこれ。

とりあえず、術式で…

『結界操術』

とりあえず、結界をはって、その中の時間を戻していく。

お、整列した。

(ﾊﾞｷｯ

｢動かれると困るんだけど｣

えっこいつ脅してる？？

魔法って脅しに屈するの？

ええ？？？

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