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2nd Snowfall Continue ページ10
放課後になって部員達を待っている間、スノーイが大介に何が起こったのか説明した。
スノーイ 「あれは勇壮のハートスノーフレークの力。持主の心の中にいる普段に見せない能力を覚醒するの。」
大介 「で、俺の心の中にいる能力とは…」
スノーイ 「人によって違うの。最近周りに変わった事って無いの？」
大介 「そう言えば、周りの人達になんのオーラが見えた。でも、その人達には見える事が出来ないに見えた。」
スノーイ 「なら、大介の副属性は霊気と速さだね。」
大介 「ちょっと待って。速さはどのぐらいわかるけど、霊気って？」
スノーイ 「人や物の本性、心の中の声、そして先に言ったオーラ。あれが霊気。」
大介 「もっと聞くと怖い。」
靴を着て学校を出ると新聞を見た。
『運動苦手の２年B組佐久間大介。なのに素晴らしいアクロバットを披露！』
大介 「って、いつ？それに誰が撮った？」
翔太 「おい、佐久間！」
大介 「え？なんだ、翔太か？」
翔太 「うん。先のあれは凄いだったよ。いつ練習した？」
大介 「いや、してないけど。」
翔太 「してないのにどうやってやった？」
大介 「…」
校門に行く途中で雪が降り始めた。
翔太 「え？また雪？でもまだ9月なのに。」
大介 「もしかして…」
翔太 「もしかして？おい、佐久間。何か知っている。」
突然、空から大きい怪獣が現れた。
女生徒 「キャーーー！」
男生徒 「早くこっち！」
生徒達が学校に入ってドアを閉めて鍵を掛けた。大介は別の所に隠れてスノーイをカバンから出した。
大介 「また？」
スノーイ 「大介、そっち見て！」
メルティデザイアと共に現れたのはルシファーだった。
大介 「あいつ、またやったな。」
大介の体からハートスノーフレークが出た。
大介 「えっと、前はどうやったっけ？」
スノーイ 「あの時は始めてだったから直ぐに変身した。ハートスノーフレークは左の手首に付けるとブレスレットになるの。」
大介 「そっか。そう言う事ね。」
ハートスノーフレークを左の手首に付けてブレスレットになった。
スノーイ 「これで変身出来る。」
大介 「わかった。輝く雪よ、我に力を。ハートスノーフレークリフレクション！」
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
