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2nd Snowfall 輝からの変化 ページ8
大介はまだ何が起こったのかわからない。変な時に雪が降ったし、この世界に居ないはずの怪獣と異次元の幹部って名乗る人が現れたし、そして自分が輝雪戦士スノーライトっていう存在に変身した。
大介 「これ一体何なの？」
スノーイ 「輝雪戦士スノーライトはスノーキングダムの伝説の戦士。でも、前に現れたのはおよそ7年前。」
大介 「7年前？」
スノーイ 「どうしたの？」
大介 「いや、7年前もこんな事が起こった時期があって。でも、スノーイは生まれたばかりなのはずでしょ。なんで知っているの？」
スノーイ 「僕は前のスノーライトと一緒にスノーキングダムを守った。でも、アビス次元の幹部達が現れて彼が僕を人間界に送った。それ以来ずっと卵の状態だった。」
大介 「そんな…でも、説明によるとスノーキングダムの人だけスノーライトになるって言っただろう。なんで人間の俺が？」
スノーイ 「人間にもハートスノーフレークがあって普通と勇壮に分類されているの。大介は勇壮なんだ。」
大介 「俺が…勇壮？でも、俺は勇壮の逆かも…」
スノーイ 「なんで？」
大介 「それはね…」
家に帰ってスノーイをカバンに入れた。入った直ぐ父に怒られた。
大介父 「こらー！てめえどこにあった！？」
大介 「友人の家に行ったって言ったじゃん。」
大介父 「はぁ！？いつ言ったてめえ！？」
大介 「はいはい。俺が何を言っても信じる事が出来ないから。」
部屋に入ってドアに鍵を掛けた。
スノーイ 「彼は…」
大介 「俺の親父。マジで最悪なんだ。母さんが亡くなったから怒りを全部俺に…」
スノーイ 「そんな父がいる？まさに最悪。」
大介 「そうだ。あんな最悪の父のせいで俺は全部失った。」
スノーイ 「全部って？」
大介 「…実は母さんは亡くなったではなく行方不明になったの。でも、親父は警察からの説明を聞きたくなくて直ぐに亡くなったって判断した。俺は家族の中で母さんと一番仲良くて、親父は俺のせいで母さんが死んだって言った。」
スノーイ 「マジで最悪。」
大介 「本当にそうだ。」
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
