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7th Snowfall Continue ページ44
3人は照を連れてカフェ「運命」に行った。店に入ったら直ぐに俊哉と裕太に挨拶した。
俊哉 「佐久間くんから聞いたよ。ずっと大変だったね。」
裕太 「そこでは厳しかったでしょ？ここにはゆっくりして。」
照 「ありがとうございます。でも、何で俺のためにそこまで？」
大介 「言ったでしょ？本当の仲間はいつも助けに行くって。」
翔太 「そしてバイトなら心配しないで。」
涼太 「みんなで一緒にここに手伝おう。」
照 「良いの？」
俊哉 「もちろんさ。友人が大変なのにただ見ているわけにはいかないから。」
照 「それに、スノーライトだっけ？俺にはそういう資格は無いんです。」
スノーイ 「何で？照にはスノーライトの証はあるよ。」
照 「証があっても…俺はただみんなに迷惑になるから。」
スノーイ 「そんな事を言えないで！」
照 「ごめん。でも、本当なんだ。」
俊哉 「何でそれを言うの？」
照 「高校を始まったからずっと周りの人達が俺に迷惑だって言ったからなんです。」
裕太 「まだそれを未成年に言うの？今時の大人は一体何で不安定な人に何を言うんだ？」
大介 「さっきもそうでした。」
スノーイ 「そうだったの？」
翔太 「あぁ。照の前のバイト先は完全に最悪だった。」
涼太 「本当に、その時に行ってなかったらもっと大変になったかも。」
俊哉 「どんな場所だった？」
翔太 「涼太の家族会社の下位会社だったんです。」
裕太 「救ったじゃん。それにしてもまだ信用出来ないの？」
照 「いや…信用出来ないのではありません。皆さんには信用は出来ます。他は…」
「他」って言いた瞬間、何の意味か直ぐにわかった。
スノーイ 「あまり気にしないで。お願い！照は必要なんだから。」
照 「ごめん。でも、やっぱり俺には出来ない。仕事オファーはありがとうございました。でも、受け入りも出来ません。」
照はカフェから出て家に帰った。
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
