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6th Snowfall Continue ページ37
それでオーディションが終わった。参加者たち全員家に帰って尚也(大介)とTeruだけステージに残った。カケル(翔太)とスズム(涼太)もステージに来てTeruを祝った。
スズム(涼太) 「チームへようこそ。俺はスズム。」
カケル(翔太) 「おめでとう。俺カケルって言うんだ。」
Teru 「ありがとうございます。でもなんで俺を選べたんですか、先輩？」
尚也(大介) 「さっき言えたでしょ？Teruには才能はあるんだからって。ただ、正しいチームのメンバーとして。」
Teru 「正しいチーム？」
尚也(大介) 「そう。そして、見えたんだ。」
Teru 「何をですか？」
尚也(大介) 「Teruの心中の耀き。参加者の中で唯一真の輝きが出た。」
Teru 「真の輝き？」
尚也(大介) 「外には見えないけどわかった。他の参加者達はあんまに輝いてなかった。特に…Raiだっけ？あいつには闇しか無かった。でも、Teruには俺が探していた輝きを見せてくれた。今からもっと見せて欲しい。」
Teru 「え？」
カケル(翔太) 「その通りだ。俺達も尚也にありがたいんだ。」
スズム(涼太) 「尚也のおかげで俺達の未来が見えるんだ。」
Teru 「先輩は凄いんですね。」
尚也(大介) 「先輩はもういいよ。メンバーでしょ？名前で呼んで。」
Teru 「え？でも、多分俺が年下…」
カケル(翔太) 「そう？見えないけど。」
尚也(大介) 「メンバーには年上下関係無い。普通に名前で言っていいよ。」
Teru 「じゃあ…尚也？」
尚也(大介) 「うん。」
Teru 「カケル？」
カケル(翔太) 「いいよ。」
Teru 「スズム？」
スズム(涼太) 「挨拶いただきます。」
尚也(大介) 「今からよろしくね、Teru。」
Teru 「うん。みんな、よろしく！」
4人は笑って話しながら初めての絆を結んだ。俊哉と裕太とスノーイも合流して残りの午後を過ごした。
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
