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6th Snowfall Continue ページ36
片付けしてオーディションを再開した。でも、尚也(大介)の判断では暗いオーラの持ち主ばっかりだった。それであっという間に最後のチームの番だった。
尚也(大介) 「ラストチーム、Flare Boys。」
仮面とスカーフをした5人組がステージへ来た。
尚也(大介) 「1人ずつ紹介してください。」
「リーダーのRaiです。」
「Ioです。」
「Otoyaです。」
「Mizukiです。」
最後のメンバーは尚也(大介)とは馴染みの人だった。
Teru 「Teruです。」
尚也(大介) 「それでは、お願いします。」
音楽を付けて踊り始めた5人。尚也(大介)にはまた暗いオーラだけ見えて諦める考えをしたが、ずっとTeruを見て感じた。
尚也(大介) 「(やはり、Teruだけ輝いている。)」
5人のダンスが終わって他のチームを読んだ。
尚也(大介) 「皆さん、参加して才能を見せてくれてありがとうございます。でも、今日は1人しか合格出来ないんです。Flare Boysの5人。前に来てください。」
他の参加者たちは悔しい顔をしたけどおめでたい気持ちもあった。
尚也(大介) 「今回の合格者はこの5人の中の1人です。」
Rai 「やっぱり俺を選ばれる。」
Otoya 「僕もそう思います。」
Mizuki 「Raiは俺達の中で一番輝いたから。」
Io 「応援します。」
Rai 「ありがとうな。」
尚也(大介) 「発表します。今回の合格者は…」
Teru以外はRaiが合格する当たり前の顔をしてTeruは目を閉じて顔を下がった。尚也(大介)は席から上がってステージの方に行った。そしたら…
尚也(大介) 「おめでとう、Teru。」
Teru 「え？」
尚也(大介) 「合格だ。君が俺のメンバーになるんだ。」
Teru 「本当ですか？」
尚也(大介) 「あぁ。」
Rai 「ちょっと待った！なんですか？俺が一番輝いていたはず…」
尚也(大介) 「確かに、あんたのダンスは素晴らしいかった。でも、一つをミスした。」
Rai 「ミス？」
尚也(大介) 「あんたには仲間への想いは一切も無い。こいつらを無理にやがってあんたとエントリーしたな？」
Rai 「はぁ！？てめえ、言ったな！」
Teru 「…」
尚也(大介) 「Teruはあんたが自分を無理にやがってエントリーしたのだけ言えた。そして他は俺自分で全部わかってしまった。俺の人生で色んな悪の人間を見たけど、あんたぐらいの人間は見た事は無い。メンバーの1人が弱いからあんな扱いして。それでもリーダーか？それでも人間か！？」
Rai 「っ！…」
Teru 「桜井先輩…」
尚也(大介) 「もう大丈夫だから安心して。今日からお前は俺の仲間なんだから。」
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
