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4th Snowfall Finale ページ21
その会議終わって新しいダンス動画を録画してアップした。でも今回、SNSに重大発表した。
桜井尚也(Naoya Sakurai)🌸
『どうも、桜井尚也です。俺チーム結成します。10月10日に日野公園ステージへオーディションをするので参加したい人達は10月7日までエントリー出来ます。ルールはいるので絶対守って練習しなさい。ルール１：歌とダンス、そして特技をアピール。ルール２：1人から最大5人組でエントリー可能。ルール３は一番重要：仮名でエントリーして俺の前に出るまで正体を隠す。エントリーいっぱい待ってます。』
裕太 「どうしていきなりチーム？」
大介 「なんか仲間が欲しくって。スノーライトとして出来ないならダンスチームとしては出来るかも知りません。」
俊哉 「でもオーディションより深澤くんと渡辺くんとかに相談すれば？」
大介 「なんか言えたくない話をしてしまうと…どんな意味かわかりますよね？」
スノーイ 「どんな意味？」
俊哉 「もし友人に言ったら、佐久間を…」
大介が聞くないようにスノーイの耳にこそこそした。
スノーイ 「なるほど。」
裕太 「でもこれでいいの？知らない人に信用するのが。」
大介 「まぁ、決めるのは俺だから大丈夫です。」
スノーイ 「何か心配する。」
俊哉、裕太 「そうだね。」
勿論、陽雪高校にも話題になった。ダンス部の何人は当然にエントリーして部員じゃない生徒もエントリーした。
翔太 「凄いな。最初の配信は1ヶ月も経ってないのにこんなに応募する人が多い。」
涼太 「ねぇ、翔太。俺達もエントリーしよう。」
翔太 「え？どうした、急に？」
涼太 「だって考えてた。学校では2人きりなるのはほとんど無理。だからもしこのオーディションに合格するなら、正体を隠して2人きりもっと時間を過ごすのが出来る。しかも、翔太は昔から歌が上手い。」
翔太 「まぁ、涼太が言うなら。でも、大物ダンサーなんだぞ。」
涼太 「俺達なら出来る。チーム名はどうする？」
翔太 「えーっと…ゆり組はどう？」
涼太 「ゆり組か。懐かしいね。幼稚園の頃のクラスだから？」
翔太 「うん。あの頃が俺達の始まりだから。」
涼太 「じゃあ、今9月30日だろう？今直ぐエントリーして10日にオーディション頑張ろう！」
翔太、涼太 「ゆり組、永遠に！」
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
