4th Snowfall 妬みの寒さ ページ16
アビス次元に暗い空間だけだ。王のテリオンが治めて7人の幹部が次元の寒さを広がるために色んな世界を支配した。最近のターゲットは人間界。でも、スノーライトの活動で支配は出来なくなった。
テリオン 「ルシファー！ なぜまだ人間界を支配してないんだ！」
ルシファー 「申し訳ございません、テリオン様。でも、この何ヶ月間スノーライトがずっとメルティデザイアを倒したせいです。」
テリオン 「スノーライトだと！？7年前に倒したはず！」
ルシファー 「今のスノーライトは最近現れたばかりなんです。しかも人間です。」
テリオン 「人間がスノーライトに…リヴァイアサン！」
リヴァイアサン 「はい、テリオン様。」
テリオン 「そろそろ君の出番だ。失敗しないで欲しい。」
リヴァイアサン 「はい！やったー！やっと出るんだ！」
ルシファー 「気を付けろ、リヴァイアサン。俺には悔しいけど彼は相当に強い。」
リヴァイアサン 「もう、わかった！任せて！僕はもう子供じゃないから！」
大声でごちゃごちゃ言って人間界に行ったリヴァイアサン。
今日、陽雪高校に転校生が来るだけで学校は大騒ぎだ。特に2年B組。
大介 「転校生がうちのクラスに？」
辰哉 「そうみたいだな。一体誰なんだろう？」
担任の北山宏光と学校の制服を着ている超貴族感の男が教室に入った。
宏光 「今日からうちの仲間になる話題の転校生が来ました。自己紹介して。」
??? 「皆様、ごきげんよう。私は宮舘涼太と申します。」
女生徒 「キャー！舘様！」
大介 「え？舘様って？」
辰哉 「知らないの？日本最大の経済会社、ルージュパレスの社長の息子だよ。」
大介 「マジで？」
辰哉 「しかも本物の貴族なの。」
大介 「貴族！？だから様呼びなんだ。」
でも翔太は何かを我慢している表情をしていた。
大介 「あれ、翔太？どうかした？」
翔太 「えっ？あぁ…何でもない。」
でも「何でもない」ではなかった。しかも、翔太が泣き始めた。
翔太 「(涼太…会いたかった。)」
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作者名：時音 | 作成日時：2022年9月5日 11時
